カウンセリングの可能性と限界
カウンセリングの可能性と限界について
特集:カウンセリングの可能性とは
世の中には様々なカウンセリング手法があります。傾聴であったり、心理カウンセリングであったりやり方は様々で、当院はYSカウンセリングを取り入れています。
カウンセリングの最大の価値は、何といっても人との縁です。
人との関わりを、水とビーカーに喩えると、ビーカーの水が青色だった場合、同じ青色を注いでも変化は起きませんが、そこに違う色の水が入った場合、色は変化します。
これを縁といいます。
カウンセリングの仕組みはシンプルで、自分一人で考え続けてもどうにもならなかったことを、カウンセラーという縁を通じて、心が楽になったり、トラウマが解消したりする作用を狙うことができます。
もちろん、この場合、相談者は誰でも良いというわけではなく、最初は、専任のカウンセラーであることが望ましいです。
当院のカウンセリングの特徴は、先入観や価値観で、相手を決めつけないところにあります。もっというと、その人自身が本来持つ、素晴らしさを見つめながら接する点にあります。
大変シンプルな仕組みですが、
「この人の症状は大変だな」「深刻だな」
「この人は難しいな」と思いながら接するのと、
「その人自身が持つ本来の素晴らしさ」を見つめながら接するのでは、カウンセリング効果は大きく異なります。
これは相手を、認めようとか、素晴らしいと思おうとか、カウンセラーが無理に思い込もうする方法ではありません。純粋に、真実を見た時に、そうとしか思えない、誰にも太陽のように輝く素晴らしい自分が存在しています。
人と人の縁はとても素晴らしいものです。
カウンセリングという縁を通じて、お力になれたらと思います。
満月の法則をご存知ですか?
先ほどお伝えしたカウンセリングの価値について、「満月の法則」という法則を通じて、お伝えいたします。
この法則は、一般社団法人YS「こころ」の再生医療研究所の理事長であり佐藤康行先生が開発し、提唱している法則です。
夜空に浮かぶ、月を見上げた時に、三日月が見えたとします。
私達の目で見ると、欠けた三日月にしか見えませんが、果たして「三日月」という月は存在するのでしょうか?
答えは、NO。
実際には、まんまるの満月しか存在していません。
これを人間関係に例えると、あの人は欠けていると捉えるのか、何一つ欠けていないまんまるの満月と捉えるのか、どちらで接した方が、うまくいくのかということです。
当院がカウンセリングを行うにあたり、傾聴のスキルやテクニックを重要視していない理由はここにあります。人間というのは大変シンプルで、褒めようが叱ろうが、三日月のように欠けていると思って接すると、落ち込んだり、苦しんだり、心身が不調になったりします。
逆に、本来のあなたはこんなに素晴らしいという、まんまるの満月前提で接触されると、やる気が出てきて、生命がみなぎってきます。
これが当院で提供しているYSメソッドが、心の病に対する高い寛解率と低い再発率を実現している秘密といっても過言ではありません。
そして、より高いメンタルケアを実現するには、「あなたが自身が、自分自身の本来を素晴らしさに気づいてもらう」のが一番です。ゆえに当院では「体感」するという点を重要視しており、希望される方には、カウンセリングだけでなく、体験型のワークショップをお勧めしております。
カウンセリングの限界!?
カウンセリングは人の心をケアしたり、もつれた人間関係の捉え方を解きほぐす上で大変効果的です。
しかしながら、その場で一時的に心が楽になるだけでなく、今後の傾向と対策を掴んで頂くことの方が、より大切ではないかと思います。
そのための効果を得る方法が「体感」です。
カウンセリングに加えて、「本来の自分はこんなに素晴らしいんだ」と体験することで、今後様々な事象が起きた時に、本人が受けるダメージが変わってきます。
人によっては、ある事象が起きた時に、以前は落ち込んでいたのが、逆に元気になるということが起きるかもしれません。
例えるならば、カレーの味は、どんなに口で説明されても、食べてみなければ、想像の範囲を越えず、本当の味はわかりません。
「体感」型ワークショップも同じで、どんな人にも、あらゆる悩みを自分の力で癒すことができる、「素晴らしい本来の自分」がいるということは、言葉で伝えられても、実際に体験しなければ、本当の意味ではわかりません。
これを体験できるメソッドが、YSメソッド集中カリキュラムであり、うつ病であれば、90日で90%の人が寛解するような効果が得られています。
?なぜ、カウンセリングは必要なのか、
?どのようなカウンセリングが効果的なのか、
?そして、実際に日常生活に良い影響を与えるにはどうしたら良いのか、
それぞれのカリキュラムが持つ役割を、認識した上で提供してまいります。